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春のヘッドフォン祭2012に行ってまいりました。



2012年5月12日に東京スタジアムプレイス青山で開催された春のヘッドフォン祭2012に行ってまいりました。
会場へは入場開始の10時30分より少し前の10時台に着きましたがその時点で外に並ぶほどの盛況ぶりでした。
今回の目的はfinal audio MURAMASA、Canal Works CW-L51、STAXの新型ポータブルイヤースピーカ、須山のFitEar TO GO 334、UE 18Proと530X6の比較、そしてTwitterやブログ関係の皆さんとの交流でした。

まずは回ったブースで試聴したもののちょっとしたレビュー。

Canal Works CW-L51

最初にスタッフの方が渡してくださったチューニングは結構なドンシャリで少しクセが強いかなと思いましたが、
CW-L11の試聴機をお借りした時のようなCW独特の高域のウェットさが出ていてCWファンの方なら一聴の価値有りです。
ちょっとドンシャリ具合を抑えてほしいので次は中域を出してほしいとお願いしたところ、抵抗を変えてちゃんと中域の聞きやすいように調節してくださいました。
そうした場合少し低域は中域に押された感じになりますがCWの独特の高域が聴きやすくなったので、
これはこれでモニター重視の方なら気に入るチューニングになったのではないかと感じました。
スタッフの方にお聞きしたところこの抵抗交換で低域のネットワーク(おそらくカットフィルタ)を変えて中域と低域のバランスを変えているとのこと。
誰でも出来るマルチドライバのケーブルに抵抗を入れるような構造ではなく、
ちゃんと内部ネットワークをCWの特色を殺さない範囲で設けられた他社には無い独自の機能だと言えます。
解像度は試聴機だったのもあり他のCWの機種とそんなに変わった印象は受けませんでした。
そこはちゃんとその音の傾向や路線を理解してカスタムIEMを購入した人しか体験できないのかもしれませんね。

白髪犬 狗×SHIKI(イヌシキ) Model No.02 バイアンプ

AKG K3003とほとんど同じドライバ構成のようで高域はBAのTWFKを使用したモデルとのことでした。
自分で高音と低音のバランスを変えれるバイアンプは元の狗×SHIKIの特長の少し高域が粗い感じはしましたが、
誰にでもその環境を揃えられれば気に入ることのできるイヤホンになると思います。
高域の処理は同じドライバでも個人的にはK3003のほうがスッキリしていて好みでしたので欲しいとまではいきませんでした。
作りは自作イヤホンでありながらしっかりしていてケーブルも綺麗に拠ってあって安心できます。

須山 FitEar TO GO 334

やはり名古屋ではオフ会にでも所有者が現れないかぎり聴くことの出来ないイヤホン。
10Proのボーカルの遠さを完璧に克服したような音のバランスで非常に完成された音です。
高域の印象は10proと似ていて中域もしっかり出ているのにその鮮烈さは少しも鈍りません。
低域はしっかり下まで伸びていて10ProがMonsterのSuperTipsをつけたような音でカスタムIEM系の印象です。
ボーカルは聴きやすいモニターライクでありながら音楽鑑賞にも使える臨場感があります。
10Pro一本持っておけば間違いないとスパイラルを10Proでやめている人に聞かせたい音です。
10Proをリケーブルした程度じゃ追いつけないほど良いボーカルを持っています。

音圧バランス(イメージ)
高音:  ★★★★☆
中音:  ★★★★☆
低音:  ★★★★★

白髪犬工房 狗×SHIKI(イヌシキ) Model No.02

こちらはバイアンプではないバージョン。
K3003にはやはり高域の荒さの点から少し及ばないのではないかと感じましたが、
派手好き、ドンシャリ好きならその低域の勢いの良さ、量感を気に入るのではないでしょうか。
ただ出来るなら追加料金を払ってバイアンプ仕様の方が自分の日々の体調に合わせて音を調節できるのでそちらのほうが良いように思います。

音圧バランス(イメージ)
高音:  ★★★★★
中音:  ★★★☆
低音:  ★★★★★

音楽茶 Flat4-粋

音の傾向が分かりづらかったがフラット~弱ドンシャリでしょうか?
とにかくカナル型イヤホンとは思えない音場の広さと、圧迫感覚の無い開放感は素晴らしい。
finalオーディオのheavenやPianoForteの生々しい音場と臨場感に唯一対抗できるユニバーサルモデルだと思います。
開発費やその形状、企業規模からかイヤホンが3万円にしては少し割高な安っぽさが出る作りでしたがこの音は素晴らしいです。
今回の祭りのダークホースです。

STAX ポータブルコンデンサ型イヤースピーカ


SR-001の後継機になるこの機種は今年の秋にも発売できるように動いているようです。
音は低音が控えめのSR-001を引き継ぐようですが大きさの違うイヤーチップを3種類付けるらしいのでフィット感が向上し少し低域が増えるかもしれないとのこと。
残念ならが今回は展示のみで試聴はできないとのことでしたがメーカの方とお話できたので非常に楽しかったです。

001は古いモデルだから仕方なかったのですが、アンプ部分のサイドからの入力端子を新しいモデルではフロントに持ってきたので現代の環境で非常に使いやすい形に進化しています。
これで市販の標準的な長さのiPod DockでもぴったりiPodと合わせて使えますね。
昔作っていたSTAXのDACは今のディジタルオーディオブームの開発スパンが短い時代では中小企業のSTAXでは厳しいらしく、その毎年のような開発ラッシュが落ち着いたら出すかもしれないとのこと。
STAXの据え置きを使っている方でDACで迷われている方はそれまで他者製品のしっかりしたものをお選びいただければとのこと。

以下は休憩所での交流の場で試聴させていただいたもの。
Sony MDR-CD3000

バブル時代最後の名機として私は認識している開発費が潤沢に用意された時代に作られた名機。
一聴しただけでその素晴らしさがわかるほどの音の臨場感でした。
音の傾向としてはMDR-CD900と最近の機種のAKG K550を足したような音で高域の広がりは以上に素晴らしいです。
また装着感がK550以上で側圧は首を軽く振ってギリギリ落ちないラインに抑えられ、イヤーパッドが柔らかくふかふかしていて滑らかで超高級な社長椅子に深く座ってるような感じでした。
しかし発売-生産終了からかなり経っているためこれほど良い状態のCD3000は滅多にないので非常に貴重な体験をさせていただきました。

音圧バランス(イメージ)
高音:  ★★★★★
中音:  ★★★★★
低音:  ★★★★★

GOLLA G1341

普段MosnterのMilesを聴いている私にはそんなに気にならなかったのですが皆さんには酷評だったGOLLA G1341。
某アパレルメーカのスタッフの方がヘッドホン祭り参加の申請に遅れてしまったため休憩所に置いていかれました。
かなりの低音寄りで中高音が遠く感じられましたが超低音好きなら有りではないかなと個人的には思っていたり。
もう少し高域を出すようにチューニングしたら低音が出すぎた印象は抑えられてのではないかなと思いました。
形状がSuper Darts、Mini Dartsに似ているということでスタッフの方も認識している印象でした。

音圧バランス(イメージ)
高音:  ★★★
中音:  ★★☆
低音:  ★★★★★

Trapezium 9V

リチウムX2 (7.4V)の電源から9V電池(8.4V)に変えた改造品。
アンプ回路も9Vに合うような音のチューニングしてあるとのこと。
こういうユーザの創意工夫を凝らした改造品が見れるのがヘッドホン祭りの休憩所です。

そしてアッテネータタワー(?)

市販品、自作品関係なくとにかく繋げたものです。
Cowon、UE、Etymoticのアッテネータから精密抵抗を使用した自作品、そして私の75Ωアッテネータも連結しました。
正確にはわかりませんが600Ωはゆうに超えているのではないでしょうか?
X10を繋いだのですが比較的大電力な環境でもボリュームいっぱいに鳴らしてやっと鳴る程度でした。
あまりBAドライバに良くないのかもしれませんが・・・そういう狂気じみたことができるのがヘッドホン祭りです。

finalのMURAMASAは会場に無いとスタッフの方が謝られていたので少し残念ですが発売まで一度は聴きたいですね。
そのときには「村正」と筆で書いた色紙をご迷惑でなければお送りしたいと思っています。
(実は管理人は書道暦17年と結構長いので結構書道には自信があったり・・・)
UEの18Proは会場の込み具合や時間の関係もあり聴けませんでしたがオフ会でおそらく聞けるのであまり悔いはのこりませんでした。
須山の335DWも同じく混み具合から聴けなかったので何か次の機会に聴きたいですね。

帰りにヘッドホン祭りから流れてきた人で大繁盛のeイヤホンに行きVorzAmp PUREを試聴。

音はフラットで低域の低いところまでしっかりドライブさせるパワフルなアンプでした。
定位、音場、解像感も最高でした。
ただボリュームを絞ったときCK4がノイズを拾ってしまうのでこのアンプは説明書どおりボリュームを半分回してDAP側の音量調節で使ったほうが良いですね。
ギャングエラーは回し始めは少しあったのですがSE530X6ではあまり気になりませんでした。

その後愛知と関東のオーディオクラスタで食事やカラオケ、秋淀でスピーカを試聴するなどして深夜バスにて愛知へ帰還しました。
皆さんには大変お世話になりました。ありがとうございます。

そして今回の遠征の戦利品・・・

次回以降の記事をお楽しみに

あと帰り際の東京駅の八重州口付近の工事現場で高周波雑音が気になったのでiPhoneのアプリで測定してみました。

17kHz付近を中心とした結構大きなノイズが出ています。
個人的には結構不快な音だったりします。
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tag : イベント

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