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イヤホンの周波数特性測定3(追加分

友人からイヤホンを貸してもらったので周波数特性を測ってみました。

10Pro 6diver化(Unique Melody)、通称TF18Pro
10Pro 6diver

なかなか良いバランスです。高音の刺さりそうな場所は無く、急なピークはありません。
-70dBまで下がっていますが、結構高音は伸びてるものかと思われます。

Westone UM3X RC
UM3X RC

弱低音寄りかな?
高音域が少ないように思いますがこれが中音に特徴が出る秘密なのでしょうか。
TWFKの高音の刺さりのピークらしきものが10kHzをちょっと過ぎたあたりに出ています。


Audio technica ATH-CK10


だいぶ高音寄りだが1964-Tよりピークは急ではないため刺さりはそこまで感じない。
意外にも低音の量感がんしっかりしていて、低音も十分楽しめる。
TWFK一発の特徴は他のメーカーのイヤホン(UE700r、DBA-02、q-jays)もこのような感じになるのか?

追加で10Pro 6driverと10Proの比較。


赤が10Pro 6driverで青が10Pro。
低音はノーマル10Proより結構減っていてスッキリしていると思います。
高音のレンジ感、伸びはノーマル10Proのほうが音圧の出方から感じられると思われます。
10Pro 6driverのほうが10kHz手前で落ちてだらーっと低い音圧で20kHzに到達してますのでなんか中途半端な感じがします。
単純にドライバーを増やせば長所が伸びるわけでないので10Proをリモールドに出す際はドライバーそのままが良いかと。

最後に同じドライバー構成でネットワークの違うUM3X RCとWestone3の比較。


赤がUM3X RCで青がWestone3。
Westone3のほうが低音が出ていて、UM3Xに比べると高音のピークが低い周波数帯にある。
高音の刺さりにくさに言えばWestone3のほうが有利かな?
逆にUM3Xのほうがピークが10kHzに出ているためシャッキリした感じになるのかも。
なかなかに考えられた音の調節、ネットワークの組み立て方だと思います。

リケーブルで音のバランスは変わるのか?周波数特性で見る。

リケーブルで音が変わるのか?
疑問に思ったことはないだろうか。
今回は周波数特性からリケーブルで音のバランスが変化するか測定してみる。

今回の測定対象のイヤホンはリケーブル出来ることで有名な10Pro。

音質の評判も良く、高級イヤホンの中で非常に売れています。
また、良いケーブルにリケーブルすることでボーカルが前に出てきて聞きやすくなるというレビューもチラホラ聞きます。

今回測定した10Proのケーブルは10Proに付いてくる標準のもの、Altec Lancing UHP336の若干仕様の違うもの、私がmogami 2526で作ったものを差し替えて測定しました。
機器はプレイヤーColorfly CK4、測定マイクPanasonic WM-61A。
測定方法はCK4(ボリュームは固定)で20-20kHzのスイープ音を10Proにカプラを付けたWM-61Aで測定。
ケーブルを交換するときはカプラから外さずそのまま、ケーブルを付け替えるのでカプラへの挿入具合による測定誤差は少なくなると思われます。

まずは標準ケーブルから


10Pro Normal
パッと見、弱ドンシャリかな?
この標準ケーブルと比較して他のケーブルのグラフを見ていきます。

次はUHP336のケーブル。


青:UHP336 Cable 赤:Normal Cable
10Pro Altec
多少の誤差はあっても人間の耳の感度でわかるような大きな違いは無いように思います。

次にmogami 2526。


青:mogami 2526 赤:Normal Cable
10Pro mogami
やはりあまり違いは見て取れません。
すこし拡大してみましょう。

10Pro mogami up
mogami 2526と標準ケーブルの拡大図(大体2kHz-20KHz)。
mogami 2526のほうが標準ケーブルより1dB低いかな?程度。
低音はほぼ一致していて変化ありません。

このままでは終われないので一応ケーブルの抵抗値だけ測っておきました。
実験用のディジタルマルチメータで測ったわけではないので桁数は少なく誤差は大きいのですが若干の違いが出てきました。
Normal Cable   : 0.8Ω
UHP336 Cable   : 0.8Ω
mogami2526 Cable : 1.1Ω
mogami2526のほうが1.1Ωと付属のケーブルより若干抵抗値が高いです。
ケーブルの抵抗値を抵抗器のインピーダンス、10Proのインピーダンスを公式の32Ωとみなして計算した場合、
20log(32/(32+1.1))-20log(32/(32+0.8))=-0.079dBの差が出ることになります。
その差を聞き分けれる人がいるかどうかはわかりませんが計算上はリケーブルによる音の変化はあると言えます。
音響工学上では人間の耳は3dB/mW以上の音圧の差からと言われていますので、リケーブルで人間の耳でわかるほど音が変わるかはなかなか言えないと思われます。
ただし、今回は周波数特性のみの視点で考察してみたに過ぎずインパルス応答や歪み率を測定していないのでなんとも言えない所です。
もちろん、抵抗値の大きいケーブルに交換すればドライバーのインピーダンスカーブの傾向ににしたがってマルチBAなら中音寄りに、シングルBAなら高音寄りに変化すると思われます。


※間違ってるとことがあったらごめんなさい。

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各メーカ、ペアリングはどのような精度か?周波数特性で見る

左右のドライバーをペアリング(実測の後それに近いものを左右で組み合わせる)を行っている機種があります。
自分がペアリングされているとわかっている機種はEtymotic ResearchのER-4シリーズ、WestoneのWestone3、final audio designのFI-DC1601,1602シリーズなどがあります。
(他に個体にペアリングを行っている製品、メーカがありましたらお教えください。)

それぞれペアリングの証明としてEtymotic Researchは管理番号、もしくはER-4PTに関しては個体の周波数特性グラフの添付、Westoneはペアリングの検査書を付けていたと思います。
ペアリングはメーカのその製品に対する意気込みやユーザへの誠実さ、オーディオ、聴覚への真摯さの一部の現れだと考えております。
そんなわけでメーカのペアリング精度はどのくらい行えているのかを廉価ながらなかなかの性能のマイクWM-61Aを使って見ていきたいと思います。
環境はイヤホンへの出力CK4(LINE OUT)→Go-Vibe SharpsでCK4の終端コンデンサの容量不足により生ずるハイパスフィルタを無くしました。
マイクはおなじみWM-61A、イヤーピースは当然左右同じ、カプラへの差込も左右同じでイヤーピースのタワミに気をつけて測定。
グラフは赤がR(右)、青がL(左)です。

まずはER-4S。
なかなかの精度です。
3kHz以降若干の違いはありますがピーク部分が揃っていて聴覚上のクセの感じ方は少ないように思われます。
4k~7kHzの人間の感度の良い部分の差は少し気になりますけどこのピークの一致は素晴らしいです。


次にWestone3。
これもなかかな良い精度です。
ER-4Sより中高域の精度が良いです。
しかし100Hzあたりからの低域が左右で大きく違ってきています。
最終的に20Hzで8dBくらい差が出来ています。
もちろん音楽に含まれる低音の重要性で言えば20Hzの左右の誤差の大きさはたいしたことの無いように思えますのでそこまで神経質になる必要はないと思われます。


今回はペアリングのしてあるイヤホンだけの測定でしたが、次回のこのフォーラムではペアリングしていないメーカのイヤホンも測定していきたいと思います。
ちなみに1964 Earsの1964-Tも測定したデータが残っていましたが今回測定したデータと音圧レベルが違ったので乗せていません。
もちろんカスタムと言うだあってかなりの精度です。
前の公式の1964-Tの測定グラフと比べてみたで乗っていますので興味のある人はどうぞ
(http://crazygeek.blog96.fc2.com/blog-entry-62.html)

Etymotic Research イヤホン ER4S-BEtymotic Research イヤホン ER4S-B
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SA6の周波数特性2

SA6のグラフがわかりにくいのでノーマル(Treble=/Bass=)の構成と比較してみました。
赤がフィルタやチップを変えたグラフで青がノーマルです。

Treble+/Bass=
SA6 T+

Treble-/Bass=
SA6 T-

Treble++/Bass=
SA6 T++

Treble=/Bass+
SA6 B+

Treble=Bass-
SA6 B-

グラフから判断するとTreble(高音)で2kHz~の山を変化させていて、
Bass(低音)で1kHz以下の低域にしては中音に被る広い範囲を変化させているようです。
Trebleの変化はしっかり出ていますがBassの特に-チップがあまり効果が出ていないように思います。
測定する前、個人的には高域の伸びが足りず中域が支配的で少し篭った印象を受けていましたがグラフを見るかぎり正しかったようです。
ただこのイヤホンはグラフからもわかるように7kHz~10kHzサ行は刺さりませんので聴き疲れしにくいイヤホンです。
高域があまり主張してこないイヤホンは聴覚的に耳に優しいと言えるのではないでしょうか。
Sleek Audioの新製品SA7、そして頑丈になって帰ってくるSA6-Rに期待しているのですが、続報がまだ来ていません。
今年中には販売してほしいなぁ。

SA6の周波数特性を測ってみた

今回はTrebleとBassを組み合わせて行うには組み合わせが12通りもあり面倒だったのでTrebleかBassをどちらか=にした状態のみのグラフです。
基本的にこれの組み合わせなので低域部分と高域部分を適当なところでぶった切って貼り付ければTreble+/Bass+とか想像できるかと思われます。
もちろん組み合わせによる若干の違いはあります。
まずは購入時の初期状態Treble=/Bass=

SA6 Treble= Bass=
                    Sleek Audio SA6 Treble=/Bass=

これは一時期ついていたTreble++を使用したときTreble++/Bass=

SA6 Treble++
                    Sleek Audio SA6 Treble++/Bass=

定番になりつつあるTreble+/Bass=

SA6 Treble+
                    Sleek Audio SA6 Treble+/Bass=

あまり使用されないTreble-/Bass=

SA6 Treble-
                    Sleek Audio SA6 Treble-/Bass=

一番顕著に違いが出たTreble=/Bass+

SA6 Bass+
                    Sleek Audio SA6 Treble=/Bass+

あまり違いの出ないTreble=/Bass-

SA6 Bass-
                    Sleek Audio SA6 Treble=/Bass-

Bass-使うより標準状態で抵抗を直列に入れたほうが低域は減ると思います。

あと追加でAltec Lancing UHP336(3stu相当)の周波数特性を追加しときます。なかなか高音が伸びていてSE530以上あると思います。


                      Altec Lancing UHP336

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このブログを見るにあたっての
音響工学・オーディオ用語
http://crazygeek.blog96.fc2.com/blog-entry-126.html

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